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Carpe diem!

「小説 ティガ・ダイナ&ウルトラマンガイア 超時空のアドベンチャー」感想

先日発刊された平成ウルトラマン3部作のノベライズ、早速読みました。映像原作のノベライズというと数年前から平成仮面ライダーでは恒例となっていますが、ウルトラでは久々な印象です。

正直に申し上げると読む前はTDGプロジェクトへのお布施という意識もなかったではありません。あれから20年経ったし、こういう企画が立ち上がったこと自体嬉しいので勢いで買って中身についてはあれこれ言うまい、という気持ちもありました。しかし読んでみるともう涙無しには読めない一級のエンタメ、脳内で展開される激アツな特撮に仕上がっていたので感想文をこしらえたいと思います。

 

そもそもTDGプロジェクトとは

しばらく前、特撮ファンの間では円谷プロが出願した商標登録が話題になっていました。その名も「ULTRAMAN TDG」。これが平成ウルトラマン三部作(ティガ・ダイナ・ガイア)の新たな映像作品では?といったことも囁かれましたが、本家の円谷プロから「プロジェクトTDG」として以下の発表がありました。

m-78.jp

 新機軸を打ち出した平成3部作を中心に据えたメディアミックスということで書籍やイベントが予定されているとのことです。

小説版の世界観

今回のノベライズは現在大ヒット中のSSSS.GRIDMANで脚本を担当している長谷川圭一氏の手によるものです。長谷川さんといえばティガでの数本を皮切りにダイナでは「移動要塞浮上せず!」や最終章など重要なエピソードを担当、ガイアではメザードやゾグの登場回を執筆しています。そして劇場作品「ウルトラマンティガウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦」も担当されています。

 

 今回の小説では「超時空の大決戦」にて新星勉が世界を救ってから20年後が舞台となります。前作ではキングオブモンスを呼び出した悪ガキである浩、その取り巻きだった亘、耕平も分別のある大人となっていて勉や優とはすっかり良き友人というポジション。前作ではウルトラマンの活躍によって世界は平和な状態に改変され、不思議な赤い球によって生み出された怪獣とその被害は完全になかったものとなっています。人々の記憶からは怪獣やウルトラマンは架空の存在として認知されていますが、勉をはじめとして赤い球に接触した人間はかつて起こった出来事をすべて記憶しています。

どんな願いでも叶えてしまう赤い球は、それ自体は何ら意思をもたないものの人々の際限ない欲望を聞き入れることで数々の文明が滅ぶ元凶となっていました。前作ラストでは勉の純真な願いによって永久にこの世から消え去ったのでした。

本作では、消滅したはずの赤い球が再び現れ、キングオブモンスを上回る強さの怪獣も出現します。なぜ赤い球が復活したのか、怪獣を生み出したのは誰なのか、この危機に立ち向かえるのは20年前の出来事を記憶する勉たちしかいないのです。

そしてもう一つ重要な人物としてティガ第49話「ウルトラの星」に登場する怪獣バイヤー・チャリジャが登場します。ティガ劇中では1996年から1965年への時間移動という能力しか描写されませんでしたが、次元の壁を超えて様々な世界を旅しながら怪獣を収集する様子が描かれます。各章にチラチラと見切れるようにチャリジャが登場し、どのウルトラシリーズか明言されないもののファンには明らかにわかるようになっているというファンサービスになっています。

感想

他の特撮ノベライズがそうであるように本作も「読む」というより「観る」感覚に近いです。物語のテンポが落ちるような冗長な内面描写だとか過度な修飾は抑制されており、展開の速さと怪獣の破壊描写、ウルトラマンのヒロイックなアクションが前面に押し出されています。読後感としてはOVを見終わったような感覚。

この小説の読者層は、ティガ、ダイナ、ガイアのテレビシリーズを間違いなく鑑賞済みで数々のアクションが記憶されていることは間違いないので、文字面として「ガルネイトボンバー」とか「フォトンエッジ」と書いてあるだけで脳内には映像が広がるようになってます(なってますよね?)。怪獣の挙動も過去に視聴した特撮映像から自動生成されるというかそんな感覚です。さらに固有の人物名とかメカニックの名前がバンバン出てくるので、ファンにはたまらない展開が目白押しです。

前作をリアルタイムで視聴した子ども達、私もそうですが、現在は20代後半から30代前半の社会人でしょうか。作中の勉も我々と同じように年をとって現在は29歳の警察官。ウルトラシリーズは現役で視聴中、でも社会一般にはそれをひた隠しにしている。保護した小学生、職場の後輩からもちょいちょい特撮disがあるわけなんですが、最もキツい一言がある人物から発せられるのです。もうやめてくれ!という状態になりますが、そこは流石の長谷川先生で後半には全てをぶっとばすカタルシスが待っています。

怪獣バイヤー・チャリジャの視点で語られるプロローグにおいて「マルチバース」という単語が出てきます。この時点でもう物凄く期待してしまったんですが、その期待が裏切られることはありませんでした。思えば劇場版の大決戦だってその観点から描かれていた訳で至極当たり前のことではあるんですが。円谷プロマルチバースと言い出したのはウルトラマンゼロあたりからだと勝手に思い込んでましたが、20年前の時点で勉たちの世界(ウルトラマンシリーズが放映されている世界)と我夢の世界(ウルトラマンシリーズごとの世界)が並行世界であるという結構メタなことをやってたんですよね。我々が想像しさえすれば、ウルトラマンはいるんだということ。本作においても、このメッセージが何よりも感動的で胸が熱くなりました。

 

祝!バットマンTASがBlu-ray化

米アマゾンで予約していたバットマンTASのブルーレイBOXが届きました。

過去にバットマンTASがBlu-ray化されるのではという噂を紹介しましたが、それから意外と早く実現しました。 

newsentimentality.hatenablog.com

 

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特装仕様のBOXに入っており、、

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紙製のアルバムにディスクが収納されています。これはちょっと取り出しにくく、ディスクを保存する上では少し心もとない。ちゃんとしたケースに移し換えた方が良さそう。

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特典として何故かファンコ社のポップが三体付いてますが、あまり嬉しくはないですね。。そのほか立体的に見える3D仕様のカードが付属。90年代を感じるレトロスペクティブなアイテムです。

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米アマゾンのレビュー欄では特典に対する疑問の声、はやく通常版を出せという意見がちらほら見られました。しばらく待っていればポップなしで出てくるかもしれませんね。

リマスターされた画質についてはIGNが比較動画を上げていますので、そちらをご覧ください。描線がシャープになり、着色もあざやかになってますね。


Batman: The Complete Animated Series - Remastered vs. Original Scene Comparison

収録内容は以下のとおり。

Disc.1〜5: シーズン1全65話

Disc.7〜8: シーズン2全20話

Disc.9〜10: シーズン3全24話(ザ・ニュー・アドベンチャーズ

Disc.11: 特典(制作関係者へのインタビューを中心としたドキュメンタリーほか)

Disc12: マスク・オブ・ファンタズム(劇場公開作品)

DIsc13: サブ・ゼロ(OVA作品)

 

シリーズ終盤のエピソードやザ・ニュー・アドベンチャーズは日本未放映となりますので、Blu-ray化によりいつでも観られるようになりました。長編2作が収録されているのも嬉しいですね。

 

無理な話とは分かりつつ、何かの間違いで日本語音声が入ってないかな〜と淡い期待を抱いていましたが、英語、スペイン語、フランス語の三ヶ国語のみでした。

玄田哲章バットマン青野武ジョーカーもいつか配信やブルーレイで手軽に鑑賞できるようになるといいですね。。そもそもバットマンの声といえば本国ケビン・コンロイ氏が本家ですし、当分はこちらを楽しみたいと思います。英語も割と簡単なのでリスニングの勉強にもなりそう。よく英語学習でドラマシリーズのフレンズを連続視聴するというハックがありますけど、それに近い効果が期待されるのでは。。

 

とるパカ! ダークソウル スカルプトコレクションVol.3 黒騎士

予約していたダークソウルのフィギュアが届いたのでご紹介。バンダイスピリッツがとるパカ!で展開しているシリーズの第三弾になります。過去にはファーナム騎士、アルトリウスが発売されています。

とるパカ!自体は特撮好きな人ならシン・ゴジラのビッグサイズソフビとかで馴染みがあるかもしれません。ハズレ無し上位賞オンリーの一番くじという感じでしょうか。

bpnavi.jp

箱から取り出したところ。f:id:dignified:20181022001403j:plain

全長20cmぐらいでコンパクトです。1/10スケールぐらいかな?

黒騎士の大剣を構えた姿を立体化。なかなかの威圧感。

Geccoさんの上級騎士と比べるとこんな感じ。

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兜や盾のディティールはバッチリです。

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モールドにダルい部分はなく、重厚感のある塗装が施されていて存在感があります。ゲーム序盤、なんとかパリィで倒そうとした苦い記憶が蘇ります。

 

黒騎士はGeccoさんからもリリースされることが発表されており、先日のフロムソフトウェアのイベントで彩色見本が展示されていました。

こちらには黒騎士シリーズの各武器が付属するようですね。クオリティは過去作で証明済みですので、量産化されても素晴らしいスタチューになることは間違いないでしょう。

Gecco版も控えていますが、とるパカ版の黒騎士も手頃なサイズ・価格でおすすめできるフィギュアでした。

 

「引き返せ!」

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ファイナル・クライシス vol.1

翻訳アメコミファンにとっての宿願、ファイナル・クライシス邦訳版がついに発売されましたが、皆さんはすでに入手されましたでしょうか。

雑誌の定期購読というちょっと変わった販売ですが、あとから1冊でも購入できる様子。 

www.fujisan.co.jp

 

グラント・モリソンの英語は自分には読めないだろうと判断して二の足を踏んで早数年、一般流通ではないのが残念ですが刊行されただけで嬉しい。

底本になっているのは以下のAbsolute版ですが、Comixology等のデジタル配信ではさらにDC Universe#0を加えた新版が配信中のようです。

Absolute Final Crisis

Absolute Final Crisis

 

 

www.comixology.com

 

まだVol.1なので全体を通した感想は言えませんけど、最高に面白いですね。とくにSuperman Beyond#1-2のスーパーマン愛たるや凄まじいです。物語全体に漲る熱量というかテンションがすごい!よく聞く惹句の「鬼才」が今作の商品詳細でも使われてますけど、たしかに鬼才ですよね。こんなものが書けるんだから。。

多元世界の危機を救うために各アースから召集された超人達、スーパーマンキャプテン・マーベルウルトラマン、オーバーマン、クォンタム・スーパーマンが闇落ちしたモニターと戦う…なんて書くと単純な筋書きに思てしまいますが、本当にこれが読めただけで幸せでした。

キャプテン・マーベルがビリーに戻ってしまったり、何故だか悪人のウルトラマンまで居合わせ当然スーパーマンと衝突するんですが、すべての落とし所がもう最高。グラント・モリソンってやっぱすごいライターなんですねぇ。。

 

10月中にVol.2も刊行されて邦訳版も無事完結となります。いや〜楽しみ。ちなみに解説紙はVol.1-2まとめてVol.2に付随するとのこと。邦訳アメコミを買う意義の一つは、この解説紙にあるといっても過言ではありません。今回は石川祐人さん企画とありますから安心ですね。

バットマンthe animated seriesのBlu-rayが遂に発売される...かも

名作バットマンTAS(the animated series)のBlu-rayが近いうちに発売されるかもしれません。

バットマンTASとは

90年代に放映された伝説的テレビシリーズです。日本でも放映され、現在の20代、30代のアメコミファンに多大なる影響を与えた、、と個人的には思っています。

通信量が許せば是非OPを見てください。バットマンの魅力を無駄なく詰め込んだ1分間です。末長く愛されるヒーローのコンセプトは究極まで要約しても魅力的ですね。


Batman バットマン・アニメ日本語吹替版OP

詳しいことは以下のwikipediaで簡潔にまとまっています。

バットマン (アニメ) - Wikipedia

wikiでも言及されていますが、TASでのバッツは正義感満載で常識人、かなりヒーロー寄りの人物造形がなされています。コミックからは少し異なるタイプですので、現在見返すと少し違和感さえ感じるかもしれません。

個人的にこのふっくらバッツの安心感はウルトラマン(Cタイプ)に通ずるものがあります。胸板やたら厚いですしね。あと倫理観のブレなさ、というか。

バットマンTASを原体験にもつ世代が成人するのを見計らったように数年前から世界中のトイメーカーからグッズが発売されています。これもひとつの人気の証左でしょう。

 

ちなみに私はバットマンTASを契機にしてDCユニバースに出会いました。ジャスティスリーグを視聴してクロスオーバーという概念を理解し、バットマン・ザ・フューチャーバットマンビヨンド)に出会ってエルスワールド的なものを理解するといった具合に。こういう人結構いると思うんですけど、どうなんでしょうか。

過去にはDVD-BOXは発売済みだが・・・

これだけの名作、当然DVD-BOXは発売されています。しかし、海外作品のDVDについてまわるのがリージョン制限の問題です。過去に発売されたディスクも全て米国・カナダ向けのリージョン2でした(私の調べた限りで)。PC視聴なら問題ありませんが、せっかくならテレビで観たいという気もします。このあたりが足枷となって今日まで購入・再視聴に踏み切れなかったのです。

※ちなみにAmazon.comのプライムビデオでは全話配信中です。ダメ元でAmazon.co.jpに配信可能か問い合わせましたが、今のところ配信予定ないそうです・・・。

ついに公式にアナウンスされたBlu-ray 化!

昨年2017年はバットマンTAS25周年のアニバーサリーイヤーでしたが、その年のニューヨークコミコンにてBlu-ray化が進行中であるとのアナウンスがありました。

Blu-rayにもリージョン制限はありますが、幸い日本はアメリカと同一のリージョンAに属しています。アメリカで発売となれば、それをAmazon.com等から購入して晴れて日本でも視聴できるという見立てです。

nerdist.com

 

上記の記事で発売はおそらく2018年第4四半期ではないかと言及されていました。あっという間に月日は流れ、上記のニュースから既に半年以上経過していますが、その後あまり動きがありませんでした。

そんな矢先、海外のフォーラムで以下のリンクが投下されているのを発見しました。

Batman: The Animated Series BD box set - September 26

Batman: The Animated Series Movies BD box set - September 26

なぜかフランス版Amazonで予約受付開始となっているようです。この情報が正しければ、今年9月中にアニメシリーズ、劇場版のBlu-ray BOXが発売される、ということでしょうか。この発売日がアメリカ準拠となるのかは不明です。というか、上記リンクが正しいもなのかも保証できませんので、話半分でお願いします。

 

何はともあれ、バットマンTASのBlu-ray化は確実に進行しているようですので、今後の動きをチェックして手に入れたいところです。

 

追記

10月30日に発売されるようです!米アマゾンで予約しましょう。

www.amazon.com

ノー・ジャスティス#1

(作:スコット・スナイダー、ジェームズ・タイノン4世、ジョシュア・ウィリアムソン 画:フランシス・マナプル 彩色:Hi-Fi)

 

大型クロスオーバー、ダークナイツ・メタルにおいてバルバトスの侵攻を食い止めたジャスティス・リーガー達に更なる脅威が迫る!

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ブレイニアック襲来

ブレイニアック操るアンドロイドの大軍が世界各地のヒーローチームを襲撃する。圧倒的な軍勢を前にスーサイド・スクワッドティーン・タイタンズタイタンズ、そしてジャスティスリーグまで鎮圧される一歩手前まで追いやられてしまう。メトロポリスの守護者スーパーマンは渾身の一撃をブレイニアックにお見舞し、戦況は逆転したかにみえた。しかし、意外にもブレイニアックは侵略が目的ではないことを告げる。 

オメガ・タイタン

宇宙の辺境に漂うブレイニアックの宇宙船内に集められたヒーロー達はブレイニアックから衝撃的な話を聞かされる。太古の昔、entropy, wisdom, wonder, mysteryの4つの神が存在した。彼らは宇宙に生命を与えたが、これは知的生命体が栄え、エネルギーが臨界点を迎えた際にユニバースごと喰らうためだったのだという。ダークナイツ・メタルを経てマルチバースを取り囲むソース・ウォールが壊れ、ついにオメガ・タイタンが目覚めてしまった。こともあろうに最初の標的となったのはブレイニアックの故郷、惑星コル。そしてコルが滅亡すれば次の標的は地球なのだという。ブレイニアックはこの危機に対処するためヒーロー、そしてヴィランまでも引き入れた4つのチームを編成したのだった!

 

 

ということで、ヒーローとヴィランがユニバースの存亡をかけて戦う一大スペースオペラが展開されるようです。呉越同舟モノというのは大抵面白いので楽しみです。

やっぱり1号のインパクトはスターロ(1号表紙のでかいヒトデのような人)ですね。俺のサイキックパワーで互いに殺し合いをさせて栄光の勝利を掴み取ってやるぜ!とか言っていて物騒です。脳内をおちょくられたデスストロークは糞ヒトデ野郎!と掴みかからんばかりの一触即発状態。果たしてちゃんとチームとして機能するのかというのも見所ですね。

オメガ・タイタンはいわゆるコズミック・ビーイングというやつですが、ここまでのスケールで描かれたものは初めて見ました。各号の背景に薄ぼんやりと描かれていますが、まさにこの通りでエネルギー体のような外見で一体どう倒すのやら。。

全4号で完結するミニシリーズとなり、ここからスコット・スナイダージャスティスリーグ、ジェームス・タイノン4世のジャスティス・リーグ・ダーク、ジョシュア・ウィリムソンのジャスティス・リーグ・オデッセイに繋がっていくようです。

読み始めるのにはうってつけのタイミングだと思います。ぜひ。 

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サイドウェイズ#2-4 あらすじと感想

ニューエイジオブDCヒーローズのうちの一作、サイドウェイズを引き続き追っています。

#1

ダークナイツ・メタルの余波で能力を得たデレクはサイドウェイズとして活動し始める。空間にriftと名付けた切れ目を作りテレポートする様子を自身の動画チャンネルで配信していたデレクだったが、どこからか能力の使用を咎める謎の声が追いかけてくる。焦ったデレクは空間移動を繰り返した結果、ゴッサムの高層ビル群のど真ん中にワープしてしまう。落下を免れて一安心と思いきや突如現れた時空を司る宇宙的容貌のおっさんに時空連続体を乱す危険を犯したとして死刑を宣告される!

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#2

冒頭で時空を司る存在tempus fuginautからなんとか逃げ果せたデレクだったが、入院先の病棟にキルスピードと名乗る超高速のヴィランが現れる。見舞いに来ていた母と友人ヘレンを巻き込むまいと満身創痍ながらヒーローマスクにパンツ1枚という出で立ちでキルスピードに戦いを挑むのであった。

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#3

デレクはriftを開いてキルスピードを病院の外へ転送し、戦いの場をひとまず街中へ移すことに成功する。デレクの能力に翻弄されたキルスピードは動揺し逃走するが、デレクは再度riftを駆使して彼女を見つけ出す。彼女は自分が癌に侵されていること、セントラルシティで起きたスピードフォースの氾濫により高速移動の力を得たことを語る。能力を悪用して治療費を稼ぐことにした彼女だったが、皮肉にも能力を使うたびに新陳代謝が加速して癌まで進行してしまうことが判明。自暴自棄になった彼女は病院を襲ったのだった。一度は和解しかけたデレクとキルスピードだったが、デレクが口を滑らせたために状況は悪化してしまう・・・。

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#4

コピー能力をもった悪党レプリカントが街で暴れる。デレクは名前を売るチャンスと捉え、レプリカントをriftでどこか遠い場所へ転送することで撃退するというプランを思いつく。さっそく現場に到着すると、かつてティーン・タイタンズで活躍したホットスポットが応戦しているが相当手酷くやられている。とっさの判断でホットスポットを助けたデレクは彼と共闘してレプリカントに挑むが防戦一方、ついには能力までコピーされてしまう。

デレクからriftを開く能力を得たレプリカントは使い方を理解しないまま自慢げなジェスチャーをとったことで誤って自分の身体にriftを開いてしまう。次の瞬間、レプリカントは鮮やかな粒子となって四散してしまった!

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コスチュームに身を包んだYoutuberが割と危ない戦いに巻き込まれていくティーンエイジ・ヒーローといった感があります。それらしい伏線が着々と張られていっています。

デレク本人も自分の謎多き能力を学んでいる最中といったところですね。見失った敵を探すためにriftを複数展開し、riftの断面から見える景色を頼りに索敵するといった小技やriftを使って相手の攻撃を背後から打ち込む反撃も見せています。

空間に裂け目を作って移動する、基本的にこれしかないのでトリッキーな戦法に偏るのかと思ってましたけど絶体絶命のピンチには大型トレーラーを巨大なriftで一刀両断するというド派手なこともやってのけます。

物語を牽引するような印象的なヴィランが出てきてくれると嬉しいですが、いまのところはまだ未知数です。既存のDCキャラもあまり出てこないですね。#4でホットスポットが出てきたくらいでしょうか。

シリーズ開始前にグラント・モリソンがライティングに参加するという話がありましたが、あれはどうなってんでしょうかね?奇想天外な話になりそうなので期待しています。

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